月報「畜産の情報」
2012年9月
ALIC
Monthly
目 次
【話題】
地球温暖化が畜産業に及ぼす影響
〜家畜の生産性を中心として〜
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター 畜産草地研究領域 野中 最子
【需給動向】
- -国 内-
◇牛 肉 肉用牛飼養戸数、飼養頭数が共に減少するも、経営の大規模化は継続
◇豚 肉 大規模層の1戸当たり飼養頭数、わずかに減少
◇鶏 肉 7月の国産卸売価格、もも肉とむね肉で明暗
◇牛乳・乳製品 バターの年末需要期に向け、2年連続の追加輸入
◇鶏 卵 平成23年の鶏卵生産量、震災の影響で5年ぶりに250万トンを下回る
◇飼料 飼料用トウモロコシ輸入量は減少傾向続く
- -海 外-
◇主要畜産国の需給
- ◇牛 肉
- 米 国 昨年の干ばつの影響を引きずり、飼養頭数は更に減少
- E U 牛肉価格は堅調に推移
- 豪 州 MLA、2012年と畜頭数、生産量、輸出量を下方修正
-
- ◇豚 肉
- 米 国 干ばつの影響を受け、今後の豚肉生産量は当初予測よりやや減少の見込み
- E U
-
- ◇鶏 肉
- 米 国
- タ イ 生産量の増加により、販売価格が低迷
- ブラジル
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- ◇牛乳・乳製品
- 米 国
- E U 生乳価格下げ止まる
- 豪 州
- N Z 2011/12年度は記録的な増産、輸出量も増加
- アルゼンチン 2012年上半期の主要乳製品輸出はおおむね増加
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- ◇飼料穀物
- 米国農務省、2012/13年度産の米国トウモロコシ在庫量を大幅に下方修正
-
- ◇中国
- 牛肉卸売価格、上昇傾向が継続
【調査・報告】
- 相次ぐ飼料生産基盤の設立
〜青森県における設立事例と農家評価〜
弘前大学農学生命科学部 助教 吉仲 怜、横田 香苗(現 住商アグリビジネス梶j
- 平成22年度乳製品の流通実態調査の結果について
畜産需給部乳製品課
【海外情報】
- デンマークにおける「脂肪税」の導入と畜産物への影響
調査情報部 宅間 淳
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