月報「畜産の情報」

2010年10月


ALIC


Monthly

目 次

【話題】

平成21年度  食料自給率について
農林水産省 大臣官房 食料安全保障課 食料自給率向上対策室 室長 内田幸雄


【需給動向】

-国 内-

主要品目の直近月需給

牛肉・豚肉の輸入見込み数量

◇牛 肉 7月の枝肉省令価格(東京)は、5カ月連続で前年同月を上回る

◇豚 肉 続く猛暑、養豚経営への影響を懸念

◇鶏 肉 7月輸入量は増加、国産品はももむね合わせて800円切る

◇牛乳・乳製品 7月の牛乳の家計消費購入量は前年同月4.9%増

◇鶏 卵 秋以降の卸売価格上昇に期待

◇飼料 平成22年8月のトウモロコシの国際価格、前月比8.1%高の425米セント
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 年末に向けて牛肉供給は先細り
E U
豪 州 2011年以降の牛肉生産量、輸出量は増加見込み
 
◇豚 肉
米 国
E U 2010年上期における域外輸出量は前年同期比11.1%増と堅調に推移
◇鶏 肉
米 国
タ イ
ブラジル 国際金融危機からの回復をめざすブラジル産鶏肉
 
◇牛乳・乳製品 
米 国 好調な国内消費、生産減などにより、バターの需給がひっ迫
E U 8月26日付の介入買入在庫放出に係る入札では応札ゼロという結果に
豪 州 2009/10年度の乳製品輸出、数量、金額ともに減少
 
◇飼料穀物
小麦:黒海諸国の小麦減産により米国などからは輸出増


【需給解説】

日本からの畜産物輸出の動向
調査情報部


【特別レポート】

アルゼンチンのトウモロコシをめぐる情勢
〜国内飼料用需要などを中心に〜

ブエノスアイレス駐在員事務所 石井 清栄、星野 和久


【海外トピックス】

◇北 米
メキシコ政府、米国に対する報復関税リストに豚肉などを追加
◇欧 州
欧州委、スロベニアをオーエスキー病清浄国として認定
◇オセアニア
NZ政府、酪農産業再編法による競争促進措置の撤廃条件を引き上げ
◇アジア
ベトナムでの豚繁殖・呼吸障害症候群の感染が継続
◇南米
2010年上半期ウルグアイ産牛肉の輸出は順調に成長(ウルグアイ)




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