月報「畜産の情報」

2013年1月

ALIC

Monthly

目次

年頭のごあいさつ
独立行政法人農畜産業振興機構　理事長　佐藤　純二

【話題】

畜産における再生可能エネルギーの利用について
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構　バイオマス研究総括コーディネーター　薬師堂　謙一

【需給動向】

-国　内-

◇牛肉　平成24年10月の牛肉消費、家計は一定数量を維持、外食は好調

◇豚肉　平成24年度上半期の加工品需要、輸入が増加

◇鶏肉　鶏肉調製品輸入量、過去最高を記録

◇牛乳・乳製品　平成24年度（4～10月）の粉乳調整品等の輸入量、前年同期比5.4%増と高水準で推移

◇鶏卵　平成24年10月の鶏卵輸入量は前年同月を上回る

◇飼料　平成24年度上半期の配合・混合飼料生産量は前年度並みで推移

-海　外-

◇主要畜産国の需給
◇牛肉: 米　国; E　U; 豪　州　日本向け輸出量減少の一方で、中国向け急増
　
◇豚肉: 米　国　豚肉在庫量は増加、肥育豚価格および豚肉卸売価格は低下; E　U　豚枝肉価格は下落基調にあるものの、依然として高い水準
◇鶏肉: 米　国; タ　イ; ブラジル　第3四半期の鶏肉輸出量は84万トンと前年同期比3.2％減
　
◇牛乳・乳製品: 米　国　乳価は高値で推移が見込まれるも、2013年の生産量は前年並みの見込み; E　U　生乳価格続騰、生乳生産量前年割れ; 豪　州; N　Z　前年度の記録的な生乳増産に続き、今年度も好調な滑り出し; インド　2012年の生乳生産量は1億2900万トン
　
◇飼料穀物: 米国農務省、トウモロコシ、先月の予測値が据え置かれる
　
◇中国: 牛肉価格の上昇が継続

【調査・報告】

酪農経営における再生可能エネルギーの活用と期待 ～北海道鹿追町環境保全センターバイオガスプラントの取り組みから～ 酪農学園大学　特任教授　須藤　純一
宮崎県における口蹄疫からの復興 ～全共での日本一2連覇までの取り組み～ 調査情報部　山神　尭基

【海外情報】

豚肉需要の高まりを背景としたベトナム飼料需要の拡大への動き 調査情報部　宗政　修平

ニュージーランドの牛肉生産事情 ～酪農産業の拡大による影響と今後の見通し～ 調査情報部　伊藤　久美、前田　昌宏 農畜産業振興機構ホームページへ戻る