月報「畜産の情報」
2008年9月
ALIC
Monthly
目 次
【話題】
地域農業発展のための飼料生産拡大と担い手育成
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農業者大学校 教育指導専門職 小岩井 正博
【需給動向】
- -国 内-
◇牛 肉 黒毛和種肉用子牛価格は、前年同月を大幅に下回る
◇豚 肉 戸数は約6%減少、多頭化は進む
◇鶏 肉 鶏肉価格は全般に上昇傾向で推移
◇牛乳・乳製品 乳製品の大口需要者価格、脱脂粉乳、バターともに上昇傾向が続く
◇鶏 卵 20年の成鶏めすの飼養羽数は昨年と同水準
◇飼料穀物 トウモロコシの輸入量11カ月連続で前年を下回る
- -海 外-
- ◇牛 肉
- 米 国 肉用牛繁殖経営の規模縮小により米国の牛飼養頭数は減少傾向
- E U 2008年の牛肉輸入量はブラジル産を中心に大幅減で推移
- 豪 州 フィードロット飼養頭数は回復基調へ
-
- ◇豚 肉
- 米 国
- E U
- ◇鶏 肉
- 米 国
- タ イ
- ブラジル
-
- ◇牛乳・乳製品
- 米 国 大規模酪農地域で生乳の収益性が低下
- E U 牛乳・乳製品などのHICPは過去1年間に14.9%上昇
- 豪 州 2007/08年度の乳製品輸出額は前年度を13.9%上回る
-
- ◇飼料穀物
- −FAO報告から−
2008年、生産量は増加するが、需給のひっ迫が価格高を下支え
【需給解説】
牛肉の需給展望 〜値頃感のある相場に〜
食肉生産流通部 食肉需給課長 安井 護、課長補佐 山﨑 良人
【調査・報告】
脱脂粉乳を利用した機能性発酵調味料の効果的利用法の開発
─平成19年度畜産物需給関係学術研究収集推進事業─
宮崎大学農学部 食品機能化学講座 教授 六車 三治男ほか
韓国で拡大する畜産物ブランド化の動き
調査情報部長 長谷川 敦、調査課長 藤野 哲也
中国における最近の酪農・乳業政策 〜大規模経営への集約、量から質へ〜
調査情報部 調査課 課長代理 谷口 清
【海外駐在員レポート】
- 原料価格高の状況下における豪州のバイオディーゼル生産
シドニー駐在員事務所 井田 俊二、玉井 明雄
【海外トピックス】
- ◇北 米
- 米国農務省、2009年も食品の価格高騰は続くと予測
- ◇欧 州
- 欧州食品安全機関(EFSA)がBSE検査対象月齢の見直しに関する報告書を公表
- ◇オセアニア
- 好調な豪州のオーガニック生産
- ◇アジア
- 2008年第1四半期は豚肉生産量が減少(フィリピン)
- ◇南米
- 2008/09年度農業プランを発表(ブラジル)
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