月報「畜産の情報」

2009年9月


ALIC


Monthly

目 次


【話題】

2009年、わが国の酪農・乳業の課題と展望
社団法人日本乳業協会 会長 浅野 茂太郎


【需給動向】

-国 内-

主要品目の直近月需給

◇牛 肉 黒毛和種の6月の肉用子牛価格は、35万円を下回る

◇豚 肉 国内生産量は今後も増加の見通し

◇鶏 肉 平成20年の食鳥処理羽数、前年に続き増加傾向

◇牛乳・乳製品 消費縮少の中、チーズの家計消費量は回復の兆し

◇鶏 卵 卸売価格の低迷、7カ月連続で価格差補てん金を交付

◇飼料 トウモロコシの輸入価格、6カ月連続して前年同月を下回る

-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 景気低迷の影響を受けて縮小傾向に拍車がかかる牛肉生産
E U
豪 州 飼料価格の下落などからフィードロット飼養頭数は増加
 
◇豚 肉
米 国
E U EUの子豚市場は堅調に推移
◇鶏 肉
米 国
タ イ
ブラジル
 
◇牛乳・乳製品 
米 国 生産者団体、政府、生乳需給改善への追加対策を決定
E U 欧州委が域内の乳製品市場の分析結果を公表
豪 州 2009/10年度の初期生産者乳価は大幅下落
 
◇飼料穀物
国際需給への影響力が弱まるアルゼンチン産小麦
-輸出ブランド-

沖縄県産の鶏卵、空路でシンガポールへ


【調査・報告】

「放牧酪農推進の町」、道東・足寄町における「エコ生産」の取り組み
調査情報部 調査役 藤間 雅幸

稲発酵粗飼料生産の普及・拡大の可能性 〜宮城県農業公社の事例分析〜
東北大学大学院 農学研究科 准教授 伊藤 房雄


【海外駐在員レポート】

米国の地球温暖化対策と畜産業界への影響について
ワシントン駐在員事務所 中野 貴史、上田 泰史

農業部門以外の資本への依存を高める南米の穀物生産
ブエノスアイレス駐在員事務所  松本 隆志、石井 清栄


【海外トピックス】

◇北 米
米国農務省、トウモロコシの生産予測量を大きく上方修正
◇欧 州
農業団体、2009/10 年のEUの穀物生産量を予測
◇オセアニア
NZ政府、農畜産物需給の現状と見通しを発表
◇アジア
日本産牛肉・豚肉の試食会が開催される(シンガポール)
◇南米
大手スーパーがアマゾンの不法伐採地で飼養した牛の肉などの調達を中止(ブラジル)



農畜産業振興機構ホームページへ戻る