月報「畜産の情報」
2009年8月
ALIC
Monthly
目 次
【話題】
水田における「地域自給飼料生産システム」構築に向けて
九州大学大学院 農学研究院 教授 福田 晋
【需給動向】
- -国 内-
◇主要品目の直近月需給
◇牛 肉 肉用牛の飼養戸数は減少も、飼養頭数はわずかに増加
◇豚 肉 堅調な枝肉価格を反映し、豚飼養頭数は増加
◇鶏 肉 在庫調整進まず、卸売価格は低迷
◇牛乳・乳製品 バターの期末在庫量が大幅増加
◇鶏 卵 採卵鶏、飼養戸数、羽数ともに減少
◇飼料 平成21年7月〜9月期の配合飼料供給価格は、約2,800円の値上げ
-海 外-
◇主要畜産国の需給
- ◇牛 肉
- 米 国
- E U
- 豪 州 2009/10年度の牛肉輸出、米国向けは増加、日韓向けは減少の見込み
-
- ◇豚 肉
- 米 国 2009年、2010年と続けて豚肉生産量は減少する見込み
- E U 2009年の豚肉域外輸出量は過去最高の前年を下回って推移の見込み
- ◇鶏 肉
- 米 国 鶏肉価格は上昇基調に
- タ イ 2009年第1四半期のブロイラー生産量はかなり減少
- ブラジル
-
- ◇牛乳・乳製品
- 米 国
- E U 乳製品の卸売価格、バターは上昇傾向、脱脂粉乳は依然として介入価格を下回って推移
- 豪 州 2009/10年度の生乳生産量は、前年度比0.9%減の見込み
-
- ◇飼料穀物
- 2009/10年度、小麦在庫は改善するが需給への影響は限定的
- -輸出ブランド-
- −8年ぶりに再開するシンガポール市場−
国内消費不振の中、勢いづく牛肉、豚肉輸出
【需給解説】
加工乳・乳飲料等の生産実態調査の結果について
酪農乳業部
【調査・報告】
耕畜連携事例調査
〜輪作体系確立と自給飼料確保に向けたJAふらのの取り組み〜
- 札幌事務所 所長 角田 恵造、調査情報部 調査課 藤戸 志保、伴 加奈子
都市厨芥型原料によるエコフィード事業の取り組み−その成立要因は−
筑波大学名誉教授 永木 正和
【海外駐在員レポート】
- 市場とう汰・寡占化が進むブラジルの牛肉パッカー
ブエノスアイレス駐在員事務所 石井 清栄、松本 隆志
全豪肉牛品評会 「ビーフオーストラリア2009」の概要
〜肉牛取引課徴金に関する勧告を中心に〜
シドニー駐在員事務所 玉井 明雄、杉若 知子
【海外トピックス】
- ◇北 米
- 米国でも乳製品に対する輸出補助金の交付を再開へ
- ◇欧 州
- と畜時のアニマルウェルフェア向上に係る新規則が政治的合意
- ◇オセアニア
- 2009/10 年度の冬穀物生産、前年度比5%増の見込み(豪州)
- ◇アジア
- 日本産牛肉の販売が再開、豚肉の販売が開始される(シンガポール)
- ◇南米
- ソルガムの生産に着目する生産者(アルゼンチン)
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