月報「畜産の情報」

2009年1月


ALIC


Monthly

目 次


【話題】

新年のごあいさつ
独立行政法人 農畜産業振興機構理事長 木下 寛之


【需給動向】

-国 内-

◇牛 肉 肉用子牛取引価格、黒毛和種および交雑種は過去5年で最安値

◇豚 肉 国産品在庫量が増加

◇鶏 肉 輸入量、過去5年間で最高

◇牛乳・乳製品 チーズの生産量は8カ月連続で前年比を下回る

◇鶏 卵 ひなえ付け羽数、3.2%の減少

◇飼料穀物 全農と全酪連、配合飼料価格に対する2,000円の対策費計上を発表
-海 外-

◇牛 肉
米 国 
E U
豪 州 世界的な金融危機の影響が牛肉輸出に及ぶ
 
◇豚 肉
米 国 好調な豚肉輸出であるが減速懸念
E U 2008年の豚肉生産は減少基調となるも輸出は新興国向けを中心に増加
◇鶏 肉
米 国 生産を削減し価格低迷からの出口を模索する米国のブロイラー産業
タ イ
ブラジル
 
◇牛乳・乳製品 
米 国
E U バターの域内価格は介入価格を下回る水準に低下
豪 州 2007/08チーズ需給:生産量は前年度比1.3%の減少
 
◇飼料穀物
ロシア、天候に恵まれトウモロコシ、小麦とも生産量は過去最高


【調査・報告】

東伯牛(鳥取)とエフコープとの産直取引への取り組み
─北海道新得町から鳥取、さらに福岡へと南北を絆で結ぶ産直事例─

宮城学院女子大学 学芸学部生活文化学科 教授 安部 新一

牛乳・乳製品の摂取とメタボリックシンドロームの予防に関する調査研究
─平成19年度畜産物需給関係学術研究収集推進事業─

共立女子大学大学院 家政学研究科 准教授 川上 浩

全国で最大規模、6,000ヘクタールを10名で管理するコントラクター
〜民間企業が支える畜産飼料づくり〜

調査情報部 調査役 藤間 雅幸、調査課 伴 加奈子


【海外駐在員レポート】

北米における肉用牛繁殖経営の現状と課題
ワシントン駐在員事務所 郷 達也、中野 貴史、畜産振興部 菅原 麻美

VIETSTOCK 2008 EXPO & FORUMの概要について
シンガポール駐在員事務所 佐々木 勝憲、林 義隆

西オーストラリア州の酪農事情〜同州酪農の強みと課題〜
シドニー駐在員事務所 玉井 明雄、井田 俊二


【海外トピックス】

◇北 米
米国環境保護庁、大規模畜産経営に適用する水質保全規制の最終規則を公示
◇欧 州
欧州農相理事会、CAPのヘルスチェックに合意
◇オセアニア
2008/09年度の冬穀物生産、南東部での乾燥気候により下方修正(豪州)
◇アジア
トウモロコシの2008年生産予測を下方修正(フィリピン)
◇南米
9月までの牛肉輸出量は前年比2割減(アルゼンチン)

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