月報「畜産の情報」

2018年2月

ALIC

Monthly

目次

【特集】収益力の強化に向けて

収益力の決定要因 福島大学　農学系教育研究組織設置準備室　教授　生源寺　眞一

超大型肉用牛繁殖経営の出現～成立過程と技術的基盤～ 大分大学　経済学部　教授　大呂　興平

アニマルウェルフェア的手法の導入による酪農経営の革新～北海道清水町の村上牧場と（有）あすなろファーミングを事例として～ 北海道大学大学院　農学研究院　講師　清水池　義治

エコフィードを活用したブランド化への取り組み～「ひょうご雪姫ポーク」の戦略～ 岡山大学大学院　環境生命科学研究科　教授　横溝　功

【需給動向】

-国　内-

◇牛肉　冷蔵品輸入量、13カ月連続で前年同月を上回る

◇豚肉　豚肉冷蔵品輸入量、初めて4万トンを超える

◇鶏肉　 28年のブロイラー養鶏経営の農業所得、前年比約5割増

◇牛乳・乳製品　北海道の生乳生産量、3カ月連続で増加

◇鶏卵　 28年の採卵養鶏経営の農業所得、4年連続増加

-海　外-

◇絵で見る世界の畜産物需給
◇牛肉: 米　国　生産増も需要増から在庫量は減少; 豪　州　 ABARES、2017/18年度牛肉生産・輸出見通しを上方修正; ブラジル　2017年の牛肉生産、輸出ともに増加
◇豚肉: E　U　中国向け輸出の停滞もあり、豚価は3カ月連続前年割れ
◇鶏肉: 米　国　低価格部位の価格下落により、輸出は大幅増; タ　イ　輸出、生産ともに引き続き好調、政府が抗菌剤の使用抑制を推進
◇牛乳・乳製品: E　U　増産傾向が強まるも、チーズ需要などにより乳価は高水準; 豪　州　生乳生産の増加見通しを受け、国際価格は下落
◇飼料穀物: 世　界　世界のトウモロコシ生産量は前年度比で減少傾向が継続; 米　国　トウモロコシ生産量が上方修正

【海外情報】

豪州の生体牛輸出動向～アニマルウェルフェアと家畜疾病管理における変化を中心に～ 調査情報部　大塚　健太郎、木下　雅由

【農林水産省から】

わが国で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました！ 農林水産省　消費・安全局動物衛生課　家畜防疫対策室
飼料添加物「硫酸コリスチン」の指定取り消しについて 農林水産省　消費・安全局　畜水産安全管理課

【機構から】

平成30年度　畜産・酪農関係事業の概要について 畜産振興部