月報「畜産の情報」

2011年6月


ALIC


Monthly

目 次

【話題】

大震災を乗り越えて〜飼料用米に期待すること〜
東京農業大学農学部 准教授 信岡誠治



【需給動向】

-国 内-

◇牛 肉 22年度の牛肉輸入、豪州産が微減となるも、米国産が大幅増加

◇豚 肉 22年度豚肉輸入量、前年度を11%上回る76万8千トン

◇鶏 肉 22年度の鶏肉・調製品輸入量、ともに前年度上回る

◇牛乳・乳製品 22年度の受託乳量、前年度比3.3%減

◇鶏 卵 東京の鶏卵入荷量、依然として低水準

◇飼料 トウモロコシ国際価格は4月に700米セント台に上昇も5月は下落か
-海 外-

主要畜産国の需給

◇牛 肉
米 国 フィードロット飼養頭数は増加基調、飼料価格の高騰により肥育牛価格が高騰
E U
豪 州 2011年4月の牛肉輸出量は、主要相手国で軒並み減少
 
◇豚 肉
米 国
E U 2010年の豚肉、豚肉製品の域外輸出、前年比17.1%増
チ リ 2010年の豚肉生産量は2年連続して減少
◇鶏 肉
米 国 増産の鶏肉生産にも足踏みの様相
タ イ
ブラジル
 
◇牛乳・乳製品 
米 国
E U 脱脂粉乳の介入買入在庫、3回連続で放出見送り
豪 州 生乳生産量は前年並みも、乳製品輸出は好調
 
◇飼料穀物
トウモロコシの燃料用エタノール仕向、1割増の見込み(中国)
 
◇中国
上昇の続く豚肉価格と米国産豚肉の輸入増加


【需給解説】

平成22年度乳製品の流通実態調査結果の概要
畜産需給部 乳製品課


【調査・報告】

学校給食用牛乳の可能性 ―東毛酪農協の挑戦―
日本大学生物資源科学部 教授 小林信一 ほか

乳用種牛肉の一貫生産・販売システムについて(下)
〜北海道チクレン農業協同組合連合会の取り組み〜

農林水産省 農林水産政策研究所 国際食料情報分析官 加藤信夫


【海外情報】

デンマークにおける生体豚取引の活性化と日本への影響
調査情報部 藤原琢也

米国における最近の飼料穀物の情勢
−2011/12年産トウモロコシの需給動向−

調査情報部 調査役 上田泰史


【機構から】

平成23年度畜産関係学術研究委託調査の公募について
調査情報部



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