月報「畜産の情報」
2014年9月
ALIC
Monthly
目 次
【話題】
輸入飼料依存型畜産からの脱却に向けて―飼料用米生産・利用拡大の意義―
協同組合 日本飼料工業会 会長 山内 孝史
【需給動向】
- -国 内-
◇牛 肉 国産枝肉卸売価格、伸び率が鈍化
◇豚 肉 平成26年6月の豚肉輸入量、7万トンを下回るものの高水準
◇鶏 肉 鶏肉卸売価格、好調な消費を反映し、堅調に推移
◇牛乳・乳製品 平成26年6月の粉乳調製品等の輸入量、前年同月比22.8%増
◇鶏 卵 鶏卵相場、不需要期を迎え軟調に推移
- -海 外-
◇主要畜産国の需給
- ◇牛 肉
- 米 国 干ばつの影響により飼養頭数は、依然、減少傾向
- 豪 州 2015年の牛飼養頭数は過去20年来で最低水準の見通し
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- ◇豚 肉
- 米 国 飼養頭数の減少により豚肉価格が高騰
- チ リ 2014年1〜5月の豚肉生産量、前年同期比9.9%減
- 中 国 豚肉の供給減少により豚価は反騰
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- ◇牛乳・乳製品
- 米 国 2014年第2四半期の生乳生産は前年を上回る
- E U 生乳価格は上昇も、ロシアの禁輸措置が懸念
- 豪 州 2013/14年度、生乳生産は増加する一方、乳製品輸出は減少
- N Z 需給の緩和により、乳製品価格は大幅に下落
- 中 国 2014年の全粉乳の輸入量は100万トンの大台へ
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- ◇飼料穀物
- 世 界 生育良好で、世界のトウモロコシ生産量を上方修正
- 米 国 米国農務省、2014/15年度のトウモロコシ単収見通しを上方修正
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【調査・報告】
- 宮崎県下におけるJAによる豚肉輸出の取り組みと今後の展望
鹿児島大学 農学部 准教授 豊 智行
- 北海道におけるコントラクターと農場TMRセンターの現状と課題
酪農学園大学 農食環境学群 学群長 荒木 和秋
- 肉用牛肥育経営における法人化のメリットと課題
畜産経営対策部 肉用牛肥育経営課
【海外情報】
- 和牛の海外進出に向けたプロモーション(ベトナム、英国、ドイツ、
フランス、メキシコ)とEUの牛肉消費状況について
調査情報部 中野 貴史、西村 博昭、山ア 博之、宅間 淳
- タイ産生鮮鶏肉解禁による日本への輸出見通し
調査情報部 西村 博昭、宗政 修平
【農林水産省から】
豚流行性下痢(PED)が発生しています!
〜農場での飼養衛生管理、と畜場等での適切な衛生管理を徹底しましょう!〜
消費・安全局 動物衛生課 家畜防疫対策室
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