月報「畜産の情報」

2016年7月

ALIC

Monthly

目次

【話題】

平成27年度養豚農業実態調査の結果から～今後の経営動向を中心に～ 一般社団法人日本養豚協会　参与　山梨　育男

【需給動向】

-国　内-

◇牛肉　交雑種生産量、黒毛交配率の上昇により13カ月ぶりの増加

◇豚肉　4月の豚肉冷凍品輸入量、前年同月を6カ月ぶりに下回る

◇鶏肉　平成27年の肉用若鶏、処理羽数・重量ともに4年連続で増加

◇牛乳・乳製品　バター6000トンおよび脱脂粉乳2000トンなどを追加輸入

◇鶏卵　5月の鶏卵卸売価格、5カ月ぶりに前月を下回る

-海　外-

◇主要畜産国の需給
◇牛肉: 米　国　肉牛飼養頭数の増加により牛肉生産量が増加; 豪　州　牛肉生産量、輸出量ともに減少傾向止まらず
◇豚肉: 米　国　豚肉輸出量は、堅調に推移; E　U　生産量は前年並み、豚価は依然として低迷続く
◇鶏肉: ブラジル　鶏肉輸出は好調も、高まる減産懸念; 中　国　疾病対応により大きく影響を受ける中国の養鶏産業
◇牛乳・乳製品: 米　国　チーズ在庫量は、1984年3月以来の高水準を記録; E　U　乳価は6年半ぶりに27ユーロ台まで下落; 豪　州　乾燥気候の影響により生乳生産は減少続く; N　Z　生乳生産量は減少、国際価格も低迷続く見通し; 中　国　全粉乳を中心に好調なスタートを切った乳製品輸入
◇飼料穀物: 世　界　2015／16年度のトウモロコシ生産量は2カ月連続で下方修正; 米　国　2016／17年度の米国のトウモロコシ期末在庫は記録的な高水準